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徒然日記12月

つよし みやもと

 初雪で積もった雪が消えそうな雨が降る本日は12月10日です。今年の初雪はだいぶ遅かったですね。でもやっぱり雪が降るとしっかりと寒くなるものです。いかがお過ごしでしょうか。


 私たちの冬は雪に合わせた生活や行動をしています。降雪前にタイヤのはき替え、防寒着や靴の用意、除雪道具の準備、降り始めれば朝の除雪などなど。それから雪に係わる仕事をされている人もたくさんいらっしゃいます。雪があっての魚沼の冬、さて今シーズンはどのくらい降るのでしょうか。


 「雪」っていろんな名前や表現がありますよね。初めて降る雪は「初雪」山なら「初冠雪」、降り方や状態によって「粉雪」「牡丹雪」、美しさを表す「雪花」「白雪」「深雪」、まとまって降ったら「どか雪」、朝起きたら一面の「銀世界」「雪化粧」、おめでたい日の雪を「瑞雪」、窓の外の「雪あかり」、もうすぐ春というときに降る「なごり雪」などなどいろんな表現があります。降り方でも「ふわり」「こんこん」「ちらちら」。雪のようすに美しい名前や表現をつけた日本人の豊かな感性を大切にしたいですね。


 雪という漢字は、あめかんむりに「ヨ」と書きますが、じつはヨは略で、ホントは「彗」なんだそうです。彗星の彗ね。それで「䨮」 です。彗星はほうきぼしとも言われるように「彗」は「はらう」という意味があるそうです。この辺ではありえないですがほうきで掃える雪もあるか~。

それは置いておいて、雪には「穢れをはらって、きれいに清める」という意味もあるそうですよ。世の中のきったない穢れをすべて白くして清めてくれる、ということでしょうか。


「雪辱」という言葉かありますが、これは辱(はじ)を雪(すす)ぐ、という意味で、スポーツでは以前に負けた相手に勝ったときによく使います。いまは雪辱より「リベンジ」と言うのか、、、。でもリベンジって本来は「復讐、報復」だそうですよ。まったく戦争じゃないんだから。


 そういえば、あの国の大統領選挙は前大統領が「雪辱」を果たして見事に返り咲きますね。その方は3年に及んでいるあの戦争を停めるためにすでに行動しているようです。昨日あたりはずっと内戦をしている某国の何十年も続いた独裁政権が崩壊したらしいです。クビになった知事が政治力よりも民意をミカタにつけて返り咲いた、なんてこともあります。

国のリーダーが代わったり、いろんなことが明らかになり始めたりの年末です。今シーズンの雪は、いろんな穢れをキレイに祓ってくれるのでしょうか。

でも「豪雪」はカンベンしてね。

 

 

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