だいぶ暖かくなりました。今年は例年より気温が高めのような気がします。雪解けがどんどん進んで、もうふーきんとうが出るんじゃないかくらいの3月初旬です。そう、春は芽吹きの季節、山菜の季節です。山菜の独特の苦味と甘みは、春を感じさせてくれますよね。山菜の苦味は、カラダに刺激を与え活動的にさせてくれるそうです。料理界では「春の料理には苦味を盛れ」と言われているとか。そしてこの苦味成分の正体は抗酸化作用のあるポリフェノールです。ポリフェノールの抗酸化作用は余分な活性酸素を排出してくれて、老化予防、疲労回復などの効果があります。山菜はビタミン類も豊富だそうですよ。春になるとなぜだか山菜が食べたくなるのは、カラダが欲しているからなのかもしれません。
山菜っていろんな種類があります。その土地土地でそこにしかない山菜もあるようです。ちなみにこの地域で最もポピュラーだと思われる「木の芽」は、私が若いころ、30年くらい前ですが東京にいたころは、知っている人に出会ったことはありませんでした。全国的に木の芽といえば、料亭とかででちょっとお飾り的に出てくる「山椒の若葉」のことを指します。このへんの木の芽は「アケビの新芽」のことですもんね。逆に山椒の若葉なんて知らんし、って感じです。さらに言えば、東京からこっちに帰ってきてからも、魚沼近辺の人は木の芽を食べるのですが、県内でもその他の地域の人は木の芽を知らない人が多いことを知りました。これはけっこう驚きでした。いまやネット販売などで、全国に流通されるようになっています。時代ですね。ちなみに雪が降らない地域の木の芽は超苦いし甘み旨みは全くないしで、おいしくないらしいです。魚沼から他地域へ引っ越した人が言っていました。はじめは「なんで採らんの?」と思っていたそうですが、実際食べられる代物ではなかったそうです。
ところで山菜の味付けどうしていますか? 木の芽はたまご醤油が一般的でしょうか。こごめはマヨネーズ醤油ですかね。私はオリーブオイル+岩塩+醤油+マヨネーズです。ものによってこの4つのバランスを変えて使えば何でも行けます。マヨネーズ使わない時もあるかな。あとたまに胡椒やわさびなどの辛味を添えて。野菜もだいたいこれですね。あなたの「この食べ方はいちばんウマい!」レシピがあったらぜひ教えていただきたいです。
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